令和5年2月25日(土)に百年料亭 宇喜世において第18回 NIKS 地域活性化大賞2次審査会が開催され、各賞が下記の通り決定いたしましたのでおしらせいたします。
大 賞:NANOBRAND合同会社 三条市
三条ベース
三条市の貧困児童率は全国平均の7人に1人を上回る6人に1人という状態になっています。また、モノづくりのまちであるため「共働き」が多く、離婚率の増加により「ひとり親家庭」が増えて、放課後に家に帰ると部屋に引きこもる状態の子供たちが沢山います。 核家族化や少子化の進行、生活様式の多様化による地域の人間関係の希薄化等により、地域で子ども・若者を温かく見守る力が次第に弱まり、子育て家庭の孤立化が進みつつあります。そのため、児童虐待の増加、子どもの貧困など、子ども・若者が心身ともに健やかに育つために必要な環境を維持することが難しくなっています。すべての子どもたちが、未来への希望を持ち、これからの社会を生き抜く力を育むことのできる機会と環境を提供することは、大人世代の責任だと考えます。 しかし現実には、家庭の抱える困難が複雑・深刻化し、地域のつながりも希薄になる中で、子供たちが安心して毎日を共に過ごせる居場所がなく、孤立してしまう子どもたちが町にあふれている状態です。 365日、毎日子供たちが居てあたりまえの仕組みを三条から全国へ三条ベースは、「子どもたちが安心して毎日を過ごせる環境を、まちぐるみでつくる」という、当たり前が出来なくなった現代を悲観することなく、純粋に地域住民の連携で作り上げる自活化の仕組みを実現するために、NANOBRAND合同会社CEO高橋憲示がイメージするソーシャルビジネスの仕組みを実践し、全国の企業や団体が参加しやすくなるように情報共有をし、互いに地域活性実現のために協力し、誰一人取り残されない、何一つ取りこぼさない「まちぐるみの子育てを実現する地域」が全国に拡がる社会を目指します。