平成29年11月18日(土)に長岡市の長岡商工会議所において第15回NIKS経営賞の2次審査会が開催され、各賞が下記の通り決定いたしましたのでおしらせいたします。
なお、NIKS経営賞は、組合員企業様が対象の賞となっております。
第15回NIKS経営賞2次審査結果内容
賞 | 表彰事業の名称 | 組合員企業名 | 内容 |
大賞 | 障がい者アートレンタル事業「まちごと美術館」 | (株)バウハウス | 2016年1月、今まで障がい者アートはどんなに優れた作品でも、福祉施設に埋もれていました。そのアートを地域の中で展示することができれば、まちが感性豊かな彩らりに溢れる。同時に公金による支援ではなく、地域全体が、そのアートを価値として見てくれれば消費活動につながり、障がい者の収入になって、社会の一員になれると思いました。その事業が、障がい者アートレンタル事業「まちごと美術館」です。 |
優秀賞 | Made in NAGAOKA エコ素材の旅行カバンの開発 | 安達紙器工業(株) | 1.自社ブランドの定番商品を造ることで、OEM商品 90%という現状を脱する。 2.Made in NAGAOKA の商品を広げ、長岡・新潟 の活性化につなげる。 3.「当社の素材のトロリーバッグが欲しい」という お客様の声を聞き、開発を始める。 4.紙が持つ「優しさ」「柔らかさ」に、伝統の技を持っ て「丈夫さ」を加えました。 5.今日、循環化社会を推奨しており、時代は「環境 に優しい商品」を求めており、それにぴったりな 自然素材である紙は、無限の可能性を持って いる。 6.当社はこれからも紙の持つ可能性にチャレンジ します。 |
優秀賞 | 畜産リサイクルと環境保全 | 新潟ポートリー事業(協) | 新潟ポートリー事業協同組合は畜産廃棄物を有効活用し、食生活の 充実に 寄与しております。さらに食べることができない内臓や骨も廃棄することなく有効に活用し、畜産農業の発展の一翼を担っております。 これからも 畜産公害の無い 豊かな社会作りに 貢献してまいります。 |
敢闘賞 | 養殖業界における様々な課題を解決した独自養殖技術『屋内型エビ生産システム「ISPS」』の開発 | IMTエンジニアリング(株) | 現在、天然の水産物は世界的な需要増による乱獲と、気候変動等による生態系の変化の影響によって減少の一途をたどり、その結果、水産物の供給は養殖に頼らざるを得ない状況となっている。しかし、事業性を重視した養殖方式には薬品の過剰投与や環境破壊等の課題が山積。そこで、弊社はこれ等課題を解決すべく独自養殖技術『屋内型エビ生産システム「ISPS」』の開発に着手。企業理念である「世界の人々の食の安心・安全、及び安定供給に貢献する」の下に、この技術を世界の養殖方式の標準とする為に挑戦しました。 |
敢闘賞 | 美容室販売促進向けジェルネイルサービスパッケージによる顧客拡大事業 | (株)サマンサハート | 主に小規模美容室に対して、販売促進と顧客拡大、売上向上を目的とし、美容室の新メニューとしてジェルネイルの施術等と販売促進のノウハウをパッケージ化にして提供する事業です。パッケージの内容は、美容室が行うジェルネイルサービスメニューから、集客の広報ツール作成とサポート、専門スキルを持つ人材、専用機材を準備し、ジェルネイル施術導入までの工程と人材、機材の全てとなります。このサービスパッケージを美容室に提供し、美容室の顧客である女性の潜在需要を掘り起こし顧客拡大、売上向上を目指す美容室向けの事業です。 |
努力賞 | 弊社オリジナルの庖丁の試作 | (株)中條金物 | 弊社は昨年8月に燕三条発の刃物ブランド「TAGAI」を立ち上げました。第一弾として地元三条市の鍛冶職人、木工職人とともに伝統的な製法でつくられる和包丁に現代的なデザイン性を持たせ発売いたしました。その後その庖丁を手に色々な場所で多くの方とお話しする機会をいただき、ある一人の女性の言葉がずっと胸に残り、TAGAI第一弾の庖丁の対極に位置する庖丁を開発しました。 |
努力賞 | 新業種の企業から1年 | PERSONAL GYM NAGAYOSHI | 2016年1月に起業して1年が経過しました。地元に根付いた店舗や長年地域に愛されている企業とは違い、今までにない新しい業種でのチャレンジということもあり、今でも右往左往している状態です。魚沼市唯一の個別運動指導に特化したジムとして『生涯健康』の実現に向けたサポートを地域の皆様に提供しています。 |
奨励賞 | 感染症予防対策と超抗菌性銅撚糸織りマスクを子供から大人までの抗菌・除菌・殺菌・消臭兼ね備えた銅撚糸織りマスクの商品開発 | コデラカプロン(株) | 2015年12月に海外のモンゴルから銅布マスクの引き合いがありました。中国からの大気汚染のPM2.5がモンゴルの空気を汚し感染症が広がり子供たちの健康を守りたいと言う。使い捨てマスクは、お金が掛かり、買えないと言う。洗濯をして何回も使用できる銅布マスクが希望された。昔のガーゼマスクよりも良い布製のマスクに、ポケット付けて、銅布フィルターを入れることで、銅布生地のマスクを開発した商品を提供することしました。長く洗いながら使え、殺菌マスクとして使用できること主題に商品開発しました。 |
奨励賞 | 米国・欧州の新粉塵排出規制に対応した電動工具用集塵システムの開発・販売による海外事業展開 | (株)ナカヤ | 電動工具を用いてコンクリートや石材を切断した際に発生する、人体に有害な粉塵の問題性は長らく指摘されてきたが、2015年、米国・欧州の労働基準局より粉塵排出規制の草案が示され、米国は2018年9月から、より厳しい規制内容の欧州は2020年より適用開始が予定されている。 この状況下、現在日本国内におけるの状況下、電動工具用 集塵システムのトップシェアを誇る当社は、これまでに培った独自の粉塵制御技術を活かし、上記新規制に対応した画期的な集塵システムの開発に2015年10月着手し、今後確実に需要の拡大が予想される、欧米を始めとした海外市場への事業展開を図ろうとするものである。 |
奨励賞 | 魚沼の地から高品質なビールを | (株)ストレンジブルーイング | 魚沼の大地で数品種のホップを自家栽培、アロマフレーバーとして使用。ビール酵母も自家培養、高質度な状態で醸造(ドライ酵母や回収酵母は不使用)地元魚沼で季節の副原料を使用し、小規模醸造の強みを生かした多彩なビール。 |
奨励賞 | 雪国という地域特性を生かした商品開発 | (有)正香園 | 税茶工場を持つ正香園では雪を使った天然の冷蔵庫「雪室」を使い、商品開発することで、雪国・新潟ならではの商品開発を行っている。さらに、雪室活用した茶葉を利用したプリンを製造販売することで、幅広い世代に雪室商品を異様してもらえるシーンの創造を行なっている。 |
奨励賞 | 既存畳の縫製技術を活かした、柔道畳「けんしん」の新規開発 | (株)山仙 | 新潟県で初めて(公団)全日本柔道畳の認定公認用具として、認定を受けた柔道畳。公式戦には不可欠な柔道畳で安全性・耐久性・抗菌性に優れた柔道畳です。新潟県が設置している試験研究機関が開発に関与し、特に畳の芯材にあたる材質と畳表に工夫を加え、部材を積層する事で耐久性が高くへたりのない製品を作ることに成功しました。現在、日本全国18カ所の認定事業者の内の一つとなっています。新潟県においては公認畳を製造できる唯一の製造業者となっております。 |